近頃はインターネットの普及が目覚しく、ネットでの買い物も普通になってきましたね。
僕もネットショッピングを良く利用します(^^ゞ
ところで、オークションやネットショップでもペルシャ絨毯を扱っているところが増えてきました。
そこで、プロの目から見てどういったところに注意して選ぶかのアドバイス・・・
まず、当たり前だけど、よほど自信がある人以外は、返品自由のところで買うべきでしょう。送料のみの負担でOKだと良いですね。
絨毯の画像が多いほど良いんですが、問題は絨毯のサイズです。絨毯のサイズが大きいものは特に要注意。なぜなら、大きい絨毯をとても小さい画像に写すわけですから、とても織りの細かい絨毯に見えてしまうんです。僕もいまだに画像で判断するのは難しいですね。
最低限、画像として確認したいのは
1.全体像
2.表面のアップ画像
3.比較対照のある裏面のアップ画像
もし、僕がネットで絨毯を買うなら、玄関サイズまでです。リビングサイズやダイニングサイズ、具体的に言えば150×100以下じゃないと買わない。
仮に折り目の細かさが比較によって表現されていても、全体像を見ている以上そのイメージで見てしまいます。尚且つ、織りが細かいとしても必ずしもデザインがパチッと出ているかどうかは実物を見なけりゃ分かりません。どうしても大きい絨毯を買う必要がある場合、表面のアップ画像で判断できることも有りますが、実物を確認してからのほうが無難ですね。
もう一点、縦横の比率。これは特殊サイズ以外はなるべく1:1.5~6に近い比率がきれいです。つまり、黄金比ですね。1:2くらいになると形としてあまり美しくありません。(これは僕の好みもありますが・・・)
色合いについてはもう判断できません。
画像と実物では大きくは違わないでしょうがやっぱり違います。
お店で買う場合にも当てはまりますが、工房名については参考になりません。もしあなたがその工房の商品を数多く見てその経験から間違いなく同じ工房であると判断できない限り当てになりません。絨毯市場として日本は大変大きなマーケットになりました。そこでブランド好きの日本人向けに、どこでも工房名を入れるようになりました。大概の場合工房主の名前が入るわけですが・・・
これって、日本で言えば、鈴木とか中村とか佐藤とかが書いてあるわけです。たまにですが、有名工房の名前を後から入れているものも多く出回っています。
工房名が入っていても選ぶ基準にはならないと言う事ですから、絨毯そのものに価値の基準を置くべきでしょう。
いずれにしろ、ネットで買う前に実際のショップを回ってある程度数を見てから買うのが望ましいかと思います。
と言いつつ、ネットショップの運営を検討中ですが(笑)
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